今日は先日購入した「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」を読んで、思ったことなどを書いていきます。
再現性がとても高い方法で、やり方はとてもシンプルです。
時間をかければ誰でも真似ができます!
私はこの本で初めてFIREの考え方を知ったのですが、もっと早く知りたかったと後悔しています。
ぜひこの記事を読んで気になった方は購入をおすすめします。
FIRE 最強の早期リタイア術の概要

FIRE 最強の早期リタイヤ術の概要は以下の通りです。
幼少時代、貧乏な生活をしていた作者が経済的自由をどのような考えで実現したかをまとめています。
著者:クリスティーシェン、ブライス・リャン
訳者:岩本正明
発売日:2020年3月19日
出版社:ダイヤモンド社
今回は本書の内容を5つ紹介していきます。
FIRE必要資金=年間支出×25
年間の支出の25倍の金融資産があればリタイアが可能です。
例えば毎月の支出が20万円の方は1年間で240万円の支出になります。
240万円×25=6000万円となり、6000万円の金融資産があれば運用することで収益を出すことが出来ます。
25は利回り4%と同義です。
楽して到達できる目標ではないですが、稼ぐ力と増やす力を磨いていけば、挑戦できる金額だと思います。
本書では何をすれば良いのかがエピソードとともに書かれています。
まずは、自分の生活費、支出を把握し、FIREまでの必要資金を算出することから始めましょう。
投資に回すお金を増やせるかがポイント
FIREまでの目標金額が決まったら、投資をしていくのみです。
FIREまでのスピードを加速させるためには、入金力を上げる必要があります。
この本の作者は作家になる夢があったのですが、夢を追わずに給料の高いエンジニアになりました。
複数の職業と学費をスコア化し、コストパフォーマンスがいいのは何か比較しています。
夢を追うのをあきらめて、現実的な選択を選んだわけです。
つまり、投資で一発当てたわけではなく、本業の入金力を上げて、コツコツ投資に回していったのです。
この手法であれば支出を抑え、収入を上げる努力をすれば、だれでもチャンスがあります。
昇進を目指す、副業で稼ぐ、転職をするなどして入金力を上げていきましょう。
人の欲望には再現はない
人は慣れる生き物です。
お金を使う事には中毒性があり、2回目以降の喜びは徐々に減っていく事を作者の体験談が書かれています。
確かに言われてみると、思い当たる節がありますよね。
あの服ぜったい欲しい!
あの靴を買ったら他の靴はいらない!
と思ってもいざ手に入れると、あっちの服もいいなとなるわけです。
またクレジットカードや動画系のサブスク、携帯代などを毎月いくら支払っているか把握していますか?
お金を支払っている感覚が感じにくいですが、一度支出を見直してみると良いかもしれません。
私は家計管理に関してはマネーフォーワードミーを使っています。
夫婦でも共有できるほか、銀行口座やクレジットカードとも連携できるので、とても便利です。
リンクを貼っておくので、ぜひご覧ください。
マネーフォーワードミーhttps://moneyforward.com/
インデックスファンドに長期積み立て投資
作者は稼いだお金の投資先として、ETFの投資をおすすめしています。
理由は、
- 分散投資が出来る多為、リスクが少ない
- 信託手数料が安い
- 長期積み立て投資&福利の効果で確実に資産UP
の点を挙げています。
私のおすすめはまずは「つみたてNISA」でインデックスファンドに投資することです。
歴史を振り返っても、20年の長期投資をすれば損をすることはありません。
また通常、利益に対して2割の税金がかかりますが、つみたてNISAは税金がかかりません。
債権・株式の割合について
ETFは様々な金融資産が詰まったお弁当のようなイメージです。
一般的には株式の方がハイリスク、ハイリターンと言われており、
債権の方がローリスク、ローリターンです。
債権と株式の割合を最適に保つことをリバランスと言います。
年齢が若いほど、時間があるためリスクが取れると考えられています。
目安は年齢=債権の割合がおすすめだそうです。
30才の方なら、株式7割:債権3割といった感じです。
相場の動きとして、株式が暴落すると、安定している債権の価値が上がります。
その時に債権を売却して株式を購入するのです。
あくまで長期保有で考えると、株価は成長していきますからいずれは大きなリターンをもらえることになります。
私は初めはハイリターンを狙って、株式だけの投資をしていました。
この本を読んで、暴落時に株式を増やすために債権を買う意味があるのかと理解できました。
最後に
今回紹介した内容以外にも、
- 賃貸vsマイホームはどちらがいいか
- FIREした後の子どもの教育はどうするのか
- 短期間でFIREする方法
など目を引く内容がたくさんあります。
経済的な自由を達成したい人やこれから投資を始めたいと考えている方はぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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