『2040年の未来予測』(成毛眞)の感想

こんにちは、ぱるです。

今回は成毛眞さんの2040年の未来予測を読んだ感想を書きたいと思います。

ネタバレ含みますので、内容を知りたくない方はご注意ください。

まず私がこの本を購入した経緯ですが、中田敦彦さんのYouTube大学を見て知ったのがきっかけです。

中田さんは未来予測系の動画を何本も上げており、成毛眞さんの本を紹介した後も他の未来予測系の本を紹介されてました。

中田さんは未来予測系の本は内容が被ってくることも多々あるけれど、そこはまたかと思わずに、とても確率が高いことなんだと思っても良いと仰ってました。

私自身、過去にも未来予測系の本は好きで、ドラえもんに始まり、たくさん読んできました。

未来は一足飛びに来るものではなく、現在の延長にあるものですから、ある程度予測出来ることの方が多いのだろうと思います。

ただ自分で予測するのは相当な情報量と先見性がないとむすがしいと思うので、同じジャンルの本を複数冊読むことは効率的なのだと思います。

今回、成毛眞さんの『2040年の未来予測』を読んだことで今の日本の現状やこれからの世界の流れを知ることができました。

2040年というとまだまだ先に感じますが、過去の20年と比較して、これからの20年の進化のスピードは速いです。

未来の向かう方向を知りたい方に本書はおすすめだと思います。

2040年の未来予測の概要

この本は4つのチャプターに分かれていますので、1つずつ分けて紹介します。

テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする

チャプター1ではテクノロジーの進歩について書かれています。

皆さんは100年前の暮らしを想像できますか?

おそらく具体的に想像できる人はほとんどいないと思います。

アインシュタインが日本に来日するのに船で40日間もかけて来たことを想像出来ないように、人は過去当たり前だったことも技術の進歩でわすれてしまうのです。

しかし新しいテクノロジーはいつの時代も反発に合います。

その反発を恐れずに飛び込んだ人達が時代の勝者になってきました。

やがて5年でテクノロジーは一般化し、10年で陳腐化します。この時すでに、反発していたことなんて忘れてしまうそうです。

確かに自分自身思い付くことがいくつかあります。

本書では5Gや6G、IOT、自動運転、空飛ぶ車、医療技術の進歩や、ゲノム編集、発電やテレビのあり方などを例にあげて、テクノロジーの進歩と忘却についてが書かれています。

あなたの不幸に直結する未来の経済-年金、税金、医療費

チャプター2では日本の高齢化がもたらす影響について書かれています。

冒頭に現状を把握しようと言うことでこれからの日本の経済について書かれています。

2040年になると貧しくなるのかと思いきや、実はもうすでに日本は貧しいのです。

私はあまりピンときませんでしたが、確かに物の値段は10年前と比べてもあまり変わっていないように思えます。

日本にいる私たちは気付きませんでしたが、実は私たちが変わらない間に他の国々は所得が増え、リッチになっていたのです。

コロナ前に外国人観光客が日本によく来ていたのは、おもてなしの心があるからでも、素敵な観光地があるからでもなく、安い国だからという事の様です。

私は日本は治安も良くて観光地として人気なんだと思い、観光客の目線で見れておらず、驚きました。

加えて今後もGDPが上がり、インフレになることは難しそうです。

というのもGDPは国民の総生産量なので、人口が減って行く日本は成長が見込めません。

当然ですが、成長が見込めないため国の財政や社会保障の見通しも明るくないそうです。

2040年には高齢者1人を1.5人で支えなければいけません。

人口は急に増減しないのでかなり確実な未来予測です。

1950年には12人で1人の高齢者を支えれば良かったので、いかに今後が厳しいのかわかりますね。

というより、制度自体が時代に合っておらず破綻しているそうです。

そんな中、希望の光としてはやはり、テクノロジーの進歩だと成毛さんは仰ってます。

AIやロボットでマンパワーを減らす事で、人手不足を解消できるそうです。

大まかな日本の経済の行方の話しの後に、年金・税金・医療費について書かれています。

年金、税収の仕組みなどがわかりやすく解説されています。

2040年、年金はもらえるが、受給開始年齢が70歳近くなるということらしい。

年金制度ができたときからすると想定外の長生きのお陰で、受給開始年齢が遅くなってしまいます。

私はまだ31歳なので、私が年金をもらう頃には何歳まで働くのか考えるとぞっとします。

希望としては、現役世代の給料が上がることで税収が増える事と未納や徴収漏れを無くす事が挙げられています。

トーゴーサンという言葉があり、サラリーマンが10割、自営業者が5割、農林水産業が3割の税金の補足立だそうです。

サラリーマンの自分としては消費税を増税する前に公平に税収を取るような仕組みを作って欲しいと強く思いました。

マイナンバーがこれを打破する制度の様ですが、2020年4月時点で普及率らが16.0%にとどまっているようです。

税金が増えると嫌な人たちは反対するでしょうし、なかなか普及させるのに時間がかかりそうですね。

衣・食・住を考えながら未来を予測する力をつける

チャプター3では私たちにより身近な衣・食・住について解説されています。

中でも食に関してはゲノム編集や培養肉など今まで倫理的にタブーだと思われていたことも、2040年には普及しているようです。

それは100年前の方たちから見た現代の私たちが魚の養殖を見た時の反応と同じだというのです。

やはり情報や新しい技術は普及すると陳腐化して当たり前になっていくのですね。

天災は必ず起こる

チャプター4では天災についてです。

ここでは主に温暖化やそれによる飢饉や水不足、また水を獲得するための戦争の勃発、富士山の噴火など、想像するだけでも怖くなるような内容ばかりです。

中でも温暖化は深刻な問題で海面が5㎝上がるだけで物凄い影響が出てしまうんだと知りました。

首都が水没してしまう国もあり、現在遷都を考えています。

世界地図も2040年には大きく変わっていそうですね。

また日本に住んでいる限り、富士山の噴火リスクは避けられません。

火山灰が5㎝積もるだけでインフラはほぼ機能しなくなり、それが2,3か月続くそうです。

首都が東京でなくなる日も近いかもしれませんね。

最後に

「2040年の未来予測」はSF映画のように思えますが、すでに現在の延長にあることがわかりました。

これから未来を生きる私たちの羅針盤になる1冊だと思いますので、気になる方は是非ご一読ください。

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